名古屋モーターショーに行ってきました・・・その5(スズキ編) [ディーゼル]
今回はスズキについて書きます。
アルトエコ用ガソリンエンジンR06Aなどの技術展示や、"REGINA(レジーナ)"などのコンセプトカーとなかなか充実していました。
個人的に気になっていた12月1日付の日経で"スズキ小型ディーゼル開発へ"と報じられたことについて説明員に聞いてみました。
・投資家向けの説明会でスズキの副社長が語ったもの。
・説明会の狙いはフォルクスワーゲン(VW)との提携解消がこじれている状況だが、自社でしっかり研究・開発しているので大丈夫とのメッセージを発信すること。
・従来なら発表していなかった研究段階の内容も含まれる。
・そのうちのひとつとして、2気筒の1Lクラスのディーゼルも含まれていたようだが、具体的な商品化計画は未定。
・社外に正式発表した情報ではあるが、完全に一般公開したものでもなく、扱いは微妙な感じ。
ということで、すっきり謎が解けました。
現在スズキにディーゼルエンジンを供給しているフィアットとの関係についても聞いてみました。
・FPT(フィアット・パワートレーン・テクノロジー)は研究所としてしっかりしており、エンジンOEMなどのパワーとレーンでの協力は続けていく
ということで一安心。
ハイブリッド(HV)車やプラグインハイブリッド(PHV)車については、
・電池の搭載量・プラグイン有無など商品コンセプトで悩んでおり、なかなか商品化に至らない
そうです。国内最大手の競争力は相当高いようです。
今年はこれで最後の書き込みにします。
たくさんの方々に読んで頂き、ありがとうございました。
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