ランドクルーザー200の欧州2012モデル [ディーゼル]
TOYOTA UKのホームページに掲載されているプライスリストによりますと、
イギリスでは2012年3月からLand Cruiser V8(日本名:ランドクルーザー200)の2012年モデルの販売が始まります。
旧型の販売はすでに終了しており、3月まではLand Cruiser V8は購入できません。
ちなみにイギリスでは4.5Lディーゼル:1VD-FTVのみの販売です。
イギリスでの各種税込価格
2011モデル￡60,600
2012モデル￡62,285
差額 ￡1,685(約20万円:1ポンド=118.5円で計算)
昨年までEuro4のエンジンが搭載されていたのでおかしいなとは思ってましたが、
欧州の排気ガス規制について今回詳しく調べたところ理由がわかりました。
わかったこと
乗用車に関しては2011年1月1日から現行のEuro5規制が全ての新規登録車を対象として始まっている。
Land Cruiser V8はRefMass>2000kgかつ乗車定員7名以上という例外規定に該当するためEuro5開始時期が2012年1月1日になっている模様。
Land Cruiser V8はEuro4まではLight Duty Trucksのカテゴリーに属していたため規制値が緩かった。
Land Cruiser V8はEuro5は規制開始時期・規制値ともに乗用車カテゴリー(M1)への移行緩和措置がある。
Land Cruiser V8はEuro6で規制値が厳しいM1に完全に移行する。
4年以内に規制値が4回も変わることになります。
2011年までの規制値と比較すると、
PMは2012年に一気に1/10以下と厳しくなる。
NOxは3段階で削減され、2015年9月には約1/5になる。
今後のエンジン改良：個人的な予想
2012年モデルの20万円アップは排ガス規制対応のためのエンジン改良が主な要因と考えます。
2011年モデルにDPFがついていたのかわかりませんが、2012年以降はDPFは必須です。
NOx後処理も2012年9月には必要になる可能性があります。
2012年3月発売のモデルには2013年1月に適用される規制値を先取りしトヨタお得意のDPNRを搭載してくる？
2015年9月にNOx後処理を強化しモデルチェンジする？(DPNRはやめてDPF+尿素SCRを搭載するか？)
そして2015年秋以降、日本でもランクル200ディーゼルが発売される？
あくまでも個人的な希望を含めた予測です。
関連記事
ディーゼル好きのブログ2012.2.23
http://1kd-ftv.blog.so-net.ne.jp/2012-02-23
ディーゼル好きのブログ2012.4.8
http://1kd-ftv.blog.so-net.ne.jp/2012-04-08
イギリスでは2012年3月からLand Cruiser V8(日本名:ランドクルーザー200)の2012年モデルの販売が始まります。
旧型の販売はすでに終了しており、3月まではLand Cruiser V8は購入できません。
ちなみにイギリスでは4.5Lディーゼル:1VD-FTVのみの販売です。
イギリスでの各種税込価格
2011モデル￡60,600
2012モデル￡62,285
差額 ￡1,685(約20万円:1ポンド=118.5円で計算)
昨年までEuro4のエンジンが搭載されていたのでおかしいなとは思ってましたが、
欧州の排気ガス規制について今回詳しく調べたところ理由がわかりました。
わかったこと
乗用車に関しては2011年1月1日から現行のEuro5規制が全ての新規登録車を対象として始まっている。
Land Cruiser V8はRefMass>2000kgかつ乗車定員7名以上という例外規定に該当するためEuro5開始時期が2012年1月1日になっている模様。
Land Cruiser V8はEuro4まではLight Duty Trucksのカテゴリーに属していたため規制値が緩かった。
Land Cruiser V8はEuro5は規制開始時期・規制値ともに乗用車カテゴリー(M1)への移行緩和措置がある。
Land Cruiser V8はEuro6で規制値が厳しいM1に完全に移行する。
4年以内に規制値が4回も変わることになります。
2011年までの規制値と比較すると、
PMは2012年に一気に1/10以下と厳しくなる。
NOxは3段階で削減され、2015年9月には約1/5になる。
今後のエンジン改良：個人的な予想
2012年モデルの20万円アップは排ガス規制対応のためのエンジン改良が主な要因と考えます。
2011年モデルにDPFがついていたのかわかりませんが、2012年以降はDPFは必須です。
NOx後処理も2012年9月には必要になる可能性があります。
2012年3月発売のモデルには2013年1月に適用される規制値を先取りしトヨタお得意のDPNRを搭載してくる？
2015年9月にNOx後処理を強化しモデルチェンジする？(DPNRはやめてDPF+尿素SCRを搭載するか？)
そして2015年秋以降、日本でもランクル200ディーゼルが発売される？
あくまでも個人的な希望を含めた予測です。
関連記事
ディーゼル好きのブログ2012.2.23
http://1kd-ftv.blog.so-net.ne.jp/2012-02-23
ディーゼル好きのブログ2012.4.8
http://1kd-ftv.blog.so-net.ne.jp/2012-04-08
2012-01-09 23:16
nice!(0)
コメント(2)
トラックバック(0)
参考になりました。LC200のディーゼルが出るまで、買いたい車はないなーと思っています。今のLC100ディーゼルで大満足です。
by ディーゼルLC大好き (2012-07-17 23:31)
コメントありがとうございます。
ディーゼルLC大好き さんは、ランドクルーザー100ディーゼルのオーナーなのですね。いいですね～。
自動車NOx・PM法の対象地域では既にLC100ディーゼルは車検に通らないですよね。私は、この法律のせいで、ハイラックスサーフを手放しました。
LC100のディーゼルエンジン：1HD-FTEは1998年に発売されています。この頃のディーゼルエンジンの音や振動を含めた力強さは、ランドクルーザーと相性がとてもいいのではないかと思います。
燃料噴射系は電子制御式の分配型ポンプ(ECD-V4)ですね。2000年前後に小型トラックなどに搭載されましたが、その後のコモンレールの急速な普及で短命に終わったシステムです。
また、直列6気筒の乗用車用ディーゼルエンジンは、現在ではBMWしか製造していないものと思います。
LC100ディーゼルは貴重な車両です。
トヨタは昨年、欧州市場向けの1.6Lと2.0Lのディーゼルエンジンを2014年以降、BMWから購入すると発表しています。ただし、ディーゼルエンジンの自社開発は継続するとしており、LC200向けの1VD-FTVは開発を続けていくのではないかと思います。
日本でも、三菱 パジェロ、BMW X5、Mercedes-Benz ML350などライバル車にはディーゼルの設定がある一方で、LC200にはディーゼルがないのは残念です。
LC200ディーゼルの日本導入については、個人的に興味があり、ブログでも書いていますが、内容は個人の勝手な推測や希望も多く含まれていますので、ご了承願います。
by 1KD-FTV (2012-07-26 22:10)