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小林可夢偉が3位表彰台!F1日本GP [モータースポーツ]

本日(2012.10.7)開催された、F1日本GPで小林可夢偉が3位表彰台を獲得しました!

日本人のF1表彰台は、1990年日本GP3位の鈴木亜久里、2004年アメリカGP3位の佐藤琢磨の過去2度ありますが、可夢偉自身はF1フル参戦3年目で初の表彰台です。

1990年の日本GPは、2強チームのマクラーレン・フェラーリの4台がリタイアするという波乱がありました。
2004年に佐藤琢磨が所属していたBARは、コンストラクターズランキング2位、チームメートのバトンは表彰台10回と非常に強いチームでした。

波乱があったとき、チャンスをつかめる順位にいたり、強いチームに所属したり、これらも非常に困難であることは確かです。

しかし、今回の可夢偉はトップチームと同じ作戦で少し戦闘力の劣るマシンで真正面から戦って、ドライバーの腕で3位を獲得したのが本当に素晴らしいですね。

コース上で抜きつ抜かれつの攻防があったわけではありませんが、可夢偉とバトンのバトルは本当に見応えがありました。ゴールへ向けて徐々に緊張が高まっていく面白いレースでした。

今回の結果は、2013年のザウバー残留へ向け強力なアピールになったと思います。F1は速いだけでシートを確保できる世界でないのは理解しているつもりですが、可夢偉がお金を払って乗せる価値があるドライバーだと、ザウバーチームが考えてくれることを願います。

今年のF1は残り5戦、可夢偉にはあと2回くらい表彰台に上がってほしいなと思います。チャンスはあるはずです。

最後に、やはり、1987年に日本人で初めてF1フル参戦した中嶋悟さん以来の(いや、1960年代のホンダF1第1期以来かな)、先人の努力があったからこそ、可夢偉のようなドライバーが出てきたのだろうなと思います。




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