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マツダ アクセラにディーゼルエンジンを搭載:2013初夏にフルモデルチェンジ [ディーゼル]

2013.2.7の日経電子版に、”マツダ、今夏にもアクセラ全面改良 ディーゼル・HV搭載”という見出しの記事が掲載されました。
今日は、次期アクセラのディーゼルエンジンについて書きます。


まず、現行ののアクセラ(海外名:MAZDA 3)のエンジンついて、おさらいしておきます。
日本国内では、現在、1.5L・2.0L・2.0L SKYACTIV-G・2.3L DISI TURBOと4機種のガソリンエンジンが搭載されています。
イギリスとドイツのマツダホームページを調べたところ、欧州ではガソリンエンジンが、1.6L・2.0L・2.0L DISI(直噴)・2.3L DISI TURBOの4機種、ディーゼルエンジンは1.6L MZ-CD・2.2L MZR-CDの2種類が搭載されています。
このうち、1.6Lのディーゼルエンジンは、プジョーから供給されている機種(プジョー名:DV6)で、2.2LはSKYACTIV-Dの一つ前の機種でマツダ自社開発エンジンです。


次期アクセラについて、日経電子版の記事では、
"2013.2.6に広島市内で開催した決算発表会見で、マツダの尾崎清副社長は今後の販売戦略として「真夏から秋にかけて、(最も販売台数の多い)旗艦モデルを投入する」と言明した。車種は特定しなかったが、小型車「アクセラ」を全面改良して投入する見通しだ。CX-5で販売が好調なディーゼルエンジンで、1.5リットルクラスの小型エンジンを開発し搭載する計画だ。”
と書かれています。


次期アクセラ(MAZDA 3)では、現在欧州で搭載している1.6L MZ-CDエンジンの後継として、マツダ自社開発のSKYACTIV-D(1.5Lクラス)を載せるということでしょう。
マツダは1990年台後半から2Lクラスのディーゼルエンジンを自社開発して主に欧州で販売する車種に搭載していましたが、ここにきて、1.5Lクラスも自社開発ディーゼルエンジンの投入になりそうです。



ディーゼルエンジンは、日本国内でもSUV・セダン・ミニバンと搭載車種が増えてきています。
記事ではアクセラディーゼルの日本市場への投入について、はっきりと書かれてはいませんが、もしアクセラにディーゼルが設定されれば、小型車では国内初のクリーンディーゼル車になりそうです。
日本でもディーゼル乗用車の選択肢が、小型・低価格車の方向にも広がるのをとても楽しみにしています。

技術的には、SKYACTIV-D 2.2の国内向けと同様に1.5LクラスでもNOx後処理なしで排ガス規制対応できるのかに注目しています。ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの価格差が小さくなるといいですね。


参考資料
日経電子版(全文購読には無料会員登録必要)
マツダ、今夏にもアクセラ全面改良 ディーゼル・HV搭載
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO51445990W3A200C1LC0000/
MAZDA UK
http://www.mazda.co.uk/cars/mazda3-hatchback/specs-and-prices/
MAZDA Deutschland
http://www.mazda.de/modelle/mazda3-5tuerer/daten-preise/

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ディーゼル好きのブログ2011.12.29
http://1kd-ftv.blog.so-net.ne.jp/2011-12-29

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